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The Another side of DragonNest ~Black Knight's faith~

Posted by みん on 27.2015 【ドラネスストーリー】 2 comments 0 trackback
どぅもおはこんばんちわんす!どりゃねすはしてませんが生きてます。みんたですん。

本日は、思いつきショートストーリーを書いてみました。(こんなこと位しかしてない)

今迄怖くて(何故)全く手をつけなかった、ベルスカさんのお話です。

さぁどんな感じなんでしょう。うふ。

多少の違いに目をつむってくれる人だけ、続きをどうぞ!




敬う神もなく。

誠を捧げる主もなく。

誇れる武勇も、騎士たる名誉も、かつての栄光も、全て失くした。

突如この身を襲った、あの永く忌まわしい屈辱の時間。

果てなく繰り返される緩慢な苦痛の中、身も心も蝕まれ、徐々に膿み腐り果て、そして潰えた。

それなのに。

何ゆえ、私は、まだ、ここにいる?

この胸の中にあるのは、鈍く脈打つ心臓ではなく、古の竜を宿した冷たい宝玉。

今この瞬間も、螺旋の如く躰を駆け巡るのは、赤く熱い血潮ではなく、黒き悪意の濁流。

堕ちた女神の怨嗟を糧に、汚れた人間の手で産み出された、人ならざるもの。

・・・これは、罰なのか。

・・・違う。そうではない。

もともと、生きとし生けるものは全て、常に何かを屠りながら、命を繋ぎ続けている。

ただ、その足元に転がる数多くの骸に、誰もが気づかぬふりをしているだけで、我々は生きているそれ自体が、既に『罪』なのだ。

ならば、それに、愛や信頼や善きものを求めて、何とする?

いや、そもそも、求めること自体が、間違いではないのか?

・・・そうだ。

善きものと思われている、それこそが、『厄災』そのものなのだ。

罪深き者共よ。

嘆くよりも、信じた己の愚かさを呪え。

悔やむ位なら、傷ついた己の弱さを責めろ。

そして、思い知るがいい。

既に神に見捨てられしこの世界においては、期待や希望こそが、真の「悪」だと言う事を。


時は、ビショップ・イグナシオが、王都を裏切り、暁の預言者を連れ、行方をくらました頃のこと。
ビショップ失踪という建国以来の大スキャンダルの衝撃は、王都セントヘイブンだけでなく、軍事都市キャデラックやエルフの王国アレンデルは勿論、プレーリーやマナレージなどの村々にまで広がっていった。
それは無論、セントヘイブンからほどなく離れた村、ロータスマーシュも例外ではなかった。

そのロータスマーシュの近郊にある、とある樹海の入り口。

そこに、一人の少年が、挑むような目をして、立っていた。

歳の頃はまだ7、8歳といったところだろうか。黒い髪。鳶色がかった瞳。
よく見れば、小振りながらも、身に着けているのは、レザーアーマーだった。
おそらくは手作りだろう。よく見ると、あちこち傷だらけになっている。
そして、その小さな手には、見た目にそぐわない大振りの剛剣が固く握りしめてられていた。

少年は、眼前に広がる樹海の彼方を、じっと見据えた。

『今日こそ・・・負けるもんか・・・』

少年が、今にも踏み込もうとしているその樹海は、通称『暴虐の樹海』と呼ばれ、
古来の遺跡が未だ数多く点在する未開の地である。
鬱蒼と茂る樹海の内部には、摩訶不思議な生き物や植物が未だ自然のままに
数多く生息していて、王都の生物研究学者達や冒険家達にとってはまさに
至宝の地とも言うべき場所だった。だが、そこには、希少な生物や植物と一緒に
厄介で手強い魔物達も数多く生息しており、普通の人間ではおいそれと
踏み込むことすら容易ではない場所だった。

『よし・・・!』

少年は、固唾を呑み、持っていた剣を再びぎゅっと握りしめた。

実は、少年の挑戦は、今回が初めてではなかった。
ただ、前回挑戦した時は、入口付近にいるトカゲの魔物にこっぴどく痛めつけられ
命にこそ別状はなかったものの、力の差をいやという程、思い知らされてしまい
少年にとっては、思い出したくもない苦々しい初陣であった。
手痛い敗北を喫した少年は、それからというもの、祖父にもらったお古の剣を手に、くる日もくる日も修行を続けていたのだった。

だが、少年が、知らないことがひとつあった。

前回魔物に痛めつけられ、泣きながら帰ってきた少年を見て腹を立てた彼の姉が、
冒険者ギルドに「暴虐の樹海」に棲む魔物の討伐依頼をしてしまったのだ。
そのせいで、厄介で手強い魔物のほとんどは、既に多くの冒険者によって討伐され、
現在樹海に残っている魔物は、大した殺傷力もない、放っておいても差しさわりのない
いわゆる「雑魚」ばかりだったのだ。

だが、そんな「雑魚」達に、少年は、再び辛酸を舐めさせられることとなった。

『ばかナ小僧ガぁァ!俺タチを退治すルだとォぉ?調子にノルんじゃナイヨ!』

前回挑戦した時と同様に、入口にいたトカゲのような魔物達に、さんざん尻尾で頬っぺたをビンタされ
その上、お尻までビシバシと叩かれ、一撃すら与えられずに、少年はそのまま樹海を放りだされてしまった。
少年は、赤く腫れ上がってじんじんしている頬っぺたとお尻の痛みを必死で堪え、
泣きそうになりながら(前回は既に泣いてしまっていたが)仕方なく樹海を後にした。

あーあ、今日も、やられちゃった・・・。
畜生、あいつら、あんなに長くて伸びる尻尾を使うなんて・・・卑怯だ・・・!
見てろよ、この次こそは・・・!

そう固く誓いながら、家に戻る途中。
少年は、いつもの訓練所でもある、集落のすぐそばにある古びた遺跡の一つの前を通った。
すると、その柱の向こうに、何か、人影らしいものが見えた。
少年は、思わず、遺跡の方へ足を向けた。

少年は、入口の柱の陰から、そっと崩れた神殿跡の中央を見た。
すると、そこに、一人の男が立っていた。
長い長い漆黒の髪。纏う鎧も、背にたなびくマントも、腰に差した長剣も、すべてが漆黒。
少年は、その男が発する異様な雰囲気に、あきらかに異質な何かを感じていた。
やがて男は、遺跡のちょうど中心にあたる位置に立って、そこからじっと何かを見ていた。
それは、崩れた祭壇らしきものだった。男は、その祭壇の方に向かって右手をかざした。
すると、ものすごい振動を立てて、粉々になっていた瓦礫が四方に飛び散った。
男の視線が、崩れた瓦礫がなくなって剥き出しになった床の方へと向いた。
見ると、そこに、一本の古そうな剣が、深々とまっすぐ地面に突き刺さっていた。
少年は、食い入るように、その様子を見つめ続けた。

『おい、小僧。いつまで覗き見しているつもりだ。』

不意に男が、言葉を発した。

少年は、驚きのあまり、その場に硬直したまま動けなかった。

男が、ゆっくりと、少年の方を見た。

『あ・・・ごめんなさい・・・覗くつもりはなかったんだけど・・・つい・・・』

男は、やれやれという顔をした。

『この傍の集落に住んでるものか?』

少年は思い切り首を縦に振りまくった。

男は、眉をひそめ、じっと少年を睨みつけた。

『我が力を見られたか・・・それで驚きのあまり声も出ないか・・・。仕方ない・・・無関係な、それも子供を手にかけたくはないが・・・』

男が、ゆっくりと、少年の方を向こうとした。腰に差した剣を手にしようと、指を動かしかけたその時。

『・・・お、お、おじさん!』

少年が大声で男に話しかけた。声は、遺跡中に大きく響き渡った。

男は、驚いて、思わず後ずさってしまった。

『な、なんだお前は・・・。小僧、いきなり大声で叫ぶな。』

『あのさ、おじさんって、騎士だよね?!すごく大きくて真っ黒な鎧だし!!俺、そんなの見た事ないよ!王都の兵士なら何度か見た事はあるけど、みんな普通の鋼色の鎧だったし!!ってことは、みんなと違うってことだから、団長か、あるいはそれ以上の騎士様だよね?!だからそんなすごい力があるんだね?!どんな技を使ったのかわかんないけど、あんな重たい瓦礫を一瞬ではじくくらいだもんな!ねぇ教えてよ!どうしたらそんなに強くなれるの?!ほんの少しだけでいいからさ!あ、そうだ!ここへは何をしに来たの?秘密の任務って奴?』

少年は目をキラキラさせながら、堰を切ったように話続けた。

男は、その声の大きさと勢いに、すっかり毒気を抜かれた様子だった。

『・・・随分とおしゃべりな小僧だな。うるさいぞ。黙れ。』

だが、少年は、話続けた。

『おじさん、名前なんて言うの?あ、名前を聞くなら、俺から名乗らなきゃ失礼だよね!』

少年はにっこりと笑って、こう言った。

『俺の名前は、ベルスカード!伝説の正義の騎士様・ベルスカード様と同じ名前だよ!』

男は、それを聞いて、ぎょっとした顔をした。

『ベルスカード・・・?』

『うん、そうだよ!イイ名前だろ?じぃちゃんがつけてくれたんだ!
おじさん位すごい人なら知ってるかもしれないけど、ベルスカード様って言えば、その昔、ブラックドラゴンを倒した六英雄の一人で、すごく勇猛で強い騎士様だったらしいんだぜ!』

男は、黙ってそれを聞いていた。少年ベルスカードは、意気揚々と話し続けた。

『だから俺もさ、この名前に恥じないよう強くなりたいんだ。そうして、姉ちゃんやじぃちゃんや村のみんなを守りたい、ベルスカード様みたいな英雄になりたいって、そう思ってるんだ。だから、俺、強くなりたいんだよ。だから、まずは、村の皆の為に、暴虐の樹海の魔物を討伐してやろうって思ったんだ。あそこには、色々な病に効く薬草がいっぱいある。だけど、魔物が邪魔をして、なかなか取りにいけないからね。だけど、うまくいかないんだ。・・・そうだ!おじさん。どうすればおじさんみたいに強くなれるのか、ほんの少しでいいからさ、俺に教えてよ!』

男の顔が、だんだんと険しくなっていった。

『・・・知らん。勝手に英雄にでも何でもなるがいい。俺の知ったことではない。
だが、いいか小僧。よく聞け。「ベルスカード」は、決して正義の騎士などではない。
奴は、正義など欠片も持ち合わせておらぬ、ただの脆弱な負け犬だ。
そんなものと同じ名をつけられ、憤るならまだしも、名に恥じぬよう強くなりたいだと?強くなって家族や仲間を守りたいだと?・・・誰かの為に強くなりたいとか、どこぞの愚かな冒険者も、そのような綺麗事をぬかしておったな・・・。馬鹿馬鹿しい。実にくだらぬ。そのような浅はかな考えは捨てることだ。さもなくば、命を落とす羽目になるぞ。』

男は、冷たく言い放った。それを聞いた少年ベルスカードは、男に食ってかかった。

『・・・なんだよ・・・。なんだよそれ・・・。そんな事言わないでよ!ベルスカード様の悪口言うなら、おじさんだって許さないぞ!
今俺たちがこうしていられるのも、50年前、ベルスカード様率いる六英雄様達が命を懸けて黒い竜を倒してくれたおかげなんだぞ!ベルスカード様がどれだけすごい人だったか、おじさん、何も知らないじゃないか!』

『・・・何も知らないのは、貴様だ、小僧。伝説の英雄だと?ふん、そんなものは、黴臭い埃と嘘と欺瞞で塗り固められた架空の虚像に過ぎぬ。大体、既に半世紀もの時が流れているのだぞ。当時の真実を知らない貴様が、何を知っているというのだ?』

『違う!確かに俺はまだ子供で、当時の事は何も知らない!それに、他の六英雄の方の事だってよく知らない!
だけど、ベルスカード様だけは特別だ!あの方の事なら、他の皆が知らないことだって、俺は知っている!』

少年ベルスカードは、いまにも掴みかかってきそうな勢いだった。

『・・・特別?』

『そうだよ!だって、俺のじぃちゃんは、ベルスカード様と同じ近衛兵団にいたんだから!』

『・・・何?』

ほとんど表情を変える事のなかった男が、はじめて驚愕の色を見せた。
少年ベルスカードは、今にも泣き出しそうな顔をして、話を続けた。

『・・・あの方はもともと、地方の下級階級の出身で、若くして出世され、近衛団長にまで昇進されたそうなんだ。だけど、他の兵士やら兵長やらと違って、それを鼻にかけることは決してならさなかったって。それどころか、どんな時も、常に自分が前線に赴いて、決して部下まかせにするようなことはなさらなかった。常に冷静で、時には激しく、仲間を大切にし、皆の信頼に長けた、騎士の中の騎士様・・・じぃちゃんはそう言ってた・・・。』

男は何も言わなかった。

『じぃちゃん、真の騎士は、ただ強いだけじゃないんだって、いつも言ってる。騎士とは、敬神・忠誠・武勇・礼節・名誉、奉仕、その全てを持ち合わせたもの。だから、ベルスカード様こそが本当の騎士様だ。俺の英雄だ!嘘じゃない!俺のじぃちゃんは、元セントヘイブン近衛兵団所属・イェル・シャライムは、嘘なんかつかない!』

『・・・小僧・・・、貴様、シャライムの孫だったのか・・・。』

『・・・?・・・おじさん、俺のじぃちゃんのこと、知ってるの?』

『・・・・・・。』

男はじっと、少年ベルスカードの顔を見つめた。

そして、その腰に刺さった剣に目をやった。

『・・・ふん、大きな剣を振りかざせば、強くなれるものではないぞ、小僧。』

『え・・・?』

『その剣は、シャライムの使い古しか。大分使い込まれているな。だが、子供向けに刃を潰してあるな。愚か者が。そんなものを使っていて、強くなるわけがなかろう。剣を持つと言う事は、目の前の敵の命を奪う覚悟を持つということだ。無論、己の命も相手に奪われるという覚悟もな。殺す覚悟も、殺される覚悟もないものに、剣を持つ資格などない。わかったら、その出来そこないの剣を持って、とっとと失せろ。』

『・・・おじさん・・・。』

『・・・愚かな・・・。貴様も、シャライムも・・・。虚空の残像などに惑わされおって・・・。』

人間は、やはり、信じ、裏切られ、そうして辛い思いをしなければ、真実には辿りつけぬものなのか・・・。

全て虚しいものだと、わかっていても、それでも・・・。

『・・・!おじ・・・。』

少年ベルスカードは、続けようとしたが、男の顔を見て、はっとした。

『気がそがれた・・・。今日の所は出直すとしよう・・・。』

男はそういって、その場を立ち去るべく、出口へと向かっていった。
少年ベルスカードは、何も言えなかった。

『おじさん・・・なんで泣いていたんだろう・・・。』

少年は、男の姿が見えなくなるまで、ずっとその背中を見つめ続けていた。






-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

ちょっと(相当)いつもより長くなりましたが、暇だったのでつけ加えすぎました。(マテ

ベルスカさんはファンも相当大勢いるだろうし、あまり色々付け加えれないな~と
思ってたんですが、そうか別ヴァージョンならいいかと思って、書いてみることに。
時代が、メインストーリーLV40なので、これからベルさんにはもっと色々
やっちゃってもらわなきゃなので、その前哨戦といった感じで書きました。
ショートストーリなので、書ききれないところは多々ありますが、ご容赦下さい。

少年ベルスカードは、暴虐の樹海の板クエで出てきます。
少年ベルスカードのねぇちゃんがギルドに魔物討伐を依頼したということ以外は
ほぼ私のアドリブなので、じぃちゃんの話とか探さないで下さいね・・・w
じぃちゃんの名前の、イェル・シャライムはラテン語(だったかな)で、「エルサレム」。
イスラエルの首都、キリスト教の聖地。なんとなくイメージでつけました。うふ。

しかし今回。

子供相手にかましまくる大人気なさすぎベルさん

思う存分書けたわーいぁー大満足ww(マテ


私の中でベルさんは「完全にオトナニナレナイヒト(ひどい)」なんですよね・・・w
まぁデイジーの作ったおかしなエサ食べてお腹壊して、ケリーの店に薬買いに行くとか
そんなお茶目かます人ですし。(そもそも拾い食いすんなし) 

またもう少し時間進めたストーリーも書いてみたいと思います。

クエスト詳細確認等は、Wikiを参考にさせていただきました。いつもありがとうございます。


それでは、またw

あでゅw







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▶ Comment

 
「語り部」キタァーーー♪^^
お疲れ様でした。^^

今回のお話はクエにあったお話?
ホント記憶に無いんだけど、かなりすっ飛ばしてるからなぁ。^^;
思いつきって事は完全創作!?

ペルスカさんは、私的にはカマハン登場で一気に影が薄れてしまった感があって
(カマハンが強烈過ぎるのかw)ちょっと残念かな。w

確かに子供でも容赦なし感はある。www
2015.06.29 21:00 | URL | リギ #JyN/eAqk [edit]
リギちゃの語り部には負けるよ。。。(ぇ
今回はものすごく創作しまくりました
少年ベルスカードはホントに板クエで出ますが
詳細も何も全くないのでほぼオリジナル。
もしベルさんが会ったらどんな反応するかと
思ったのがお話書いたきっかけですん
ベルさんの過去は一応ウィキで確認してるんで
間違ってはいない。。。はず。。。(震え声
いつも読んでくれてありがちょおおお!
2015.06.29 23:36 | URL | みんた #JyN/eAqk [edit]

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