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スペシャルコラボ!『The Another side of DragonNest ~絶望と希望』 小説Ver.

Posted by みん on 01.2016 【ドラネスストーリー】 2 comments 0 trackback
おはこんばんちわんす!みんですん。

本日は、スペシャル企画。

なんと!

『あさうぃーブログ』の麻井様こと・ちーちゃああああんとのコミックコラボ!

※ですが、ここから先、93LVメインクエストのネタバレ内容が含まれます。
 まだクエストやっていなくて、楽しみにしてる方については、終わるまでは
 ご覧にならない方がいいと思います。

不肖私が書いた原作ストーリーを、麻井氏が漫画化するという
奇跡のコラボが実現致しました!うへへへありがたやありがたや!

舞台は、今が旬の93LVメインクエスト終盤。
主人公は勿論(勿論とかいうなし)ルビナート様。

beyond-rubi.png

ディサン紅野で、ビヨンドドラゴンに目覚めさせられてしまうルビさん。
本体の思念が、開放されたビヨンドドラゴンの思念にとりこまれてゆく
彼の意識下をイメージして描いた、オリジナル創作ストーリー。( ・`ω・´) キリッ

あと、出来たらこちらも見てほしいかも~(*´∀`*)
麻井氏が、自身のブログで過去に掲載されたイラストですが
今回のストーリーのイメージコンセプトになってます。

【イラスト・闇堕ちルビナート】 ← クリック!

内容は、一応、今回のアップデートで公開されたメインクエストに、なるべく沿わせてます。
ですが、今後の公式発表のお話の進行次第で、食い違う部分は当然出てくると思われます。
が!そこは!いつも通り、生あったかく見守っていただきたい!
そして、本編との違いを楽しんでもらえたら、何よりでございます!(*´∀`*)

それでは、小説版、お暇な方、よろしければ、ご笑味ください!(〃´ x ` 〃)






ルビナート…

誰かが…呼んでいる…

ルビナート…

誰…だ…

ルビナート…

うるさい…放っておいて…くれ…

もう…

『ルビナート!!!』

ルビナートは、はっと飛び起きた。

『もう、ルビナートったら。こんなところでうたた寝しちゃいけませんわ。
 いくらドラゴンだからって、身体によくありませんことよ。
 ほら、起きてくださいな。お茶が入りましたよ。』

ルビナートは、自分を呼び起こした声の主の顔をまじまじと見つめた。

『…!?君は…エリザ…ベス?』

そこに立っていたのは、死んだはずのフェザーの妻・エリザベスだった。
思いも寄らない出来事に、ルビナートは、驚きを隠せなかった。

『…もう…なんですの?ルビナート。
 まるで幽霊でも見たような顔をして。
 それとも、まだ寝惚けていらっしゃるのかしら?』

『何故君がここに…エリザベス!!君はもう…!!』

『何故って…変な事をおっしゃるのね、ルビナート。
 ここは、王宮の私の秘密の庭園よ。
 王妃の私がいても、別におかしくはないでしょう?』

王…宮…?

ルビナートは、辺りを見回した。
そこは、かつて、ルビナートが、まだ薄影の森の洞窟に移る以前
王宮で暮らしていた頃、よく訪れていた城内の庭園だった。
生い茂る常緑樹が庭を取り囲むように立ち並ぶ中、色とりどりの花々が
ところせましと季節毎に咲き乱れるよう配置され、中央部には、小さな池と、
白い東屋がひっそりと佇む。

庭園

かつて、エリザベスが、フェザーに頼んで特別に作らせた、自慢の庭園。

実際、ルビナートは、王宮内で与えられた自室よりも遥かに多くの時間を、
時には一人ひっそり、また、時には、公務の合間に訪れるフェザーや
エリザベスやメリエンデル達と共に賑々しく過ごしたものだった。

ああ、そうだ。
私は、この景色を、知っている。

だが、エリザベスが他界してからは、フェザーが一斉の立入を禁じてしまい、そのまま
長い間放っておかれていたのだが、先のブラックドラゴンの襲撃で、ついに跡形もなく
完全に破壊され、今ではもう、昔の面影の欠片すら、全く残っていないはずだった。

そのあるはずのない庭が、今、なぜか、自分の目の前にある。
青く広がる空も、頬をなでる柔らかな風も、あの頃のままに。

薄気味の悪い懐かしさに、ルビナートは、ひどく困惑した。

私は…私は、夢でも見ているのか?

『そんな…!いや、そんなはずはない!
 先程まで私は、確かに、ミストランドにいたのだ!
 ベスティネルの産み出した、悪夢の世界ミストランド!
 開かれたモノリスの扉!ビヨンドドラゴンから生まれたチャイルド!
 …次元の狭間で、私は、確かにフェザーに 私の宝玉の片方を託した!
 そして、メリエンデルは…。メリエンデルは、私の眼の前で…。
 だが、私は、誓ったのだ!
 ミストランドの反女神派と協力し、ベスティネルの放つ
 カタストロフ達がアルテイアを侵蝕する前に、奴らを食い止めると!
 …メリエンデルが、彼女が望んだ、この世界を終わらせないと!
 …だが…ディザン紅野で…私は…私は…!』

rubi.png

声を荒げ叫ぶルビナート。

そんなルビナートを、エリザベスは、心痛な面もちでじっと見つめ
やがて、やれやれという顔をして、こう言った。

『ルビナートったら…。モノリスとかミストランドとかなんですのもう…。
 いいですこと、ルビナート。それは夢ですわよ。 それも、ひどく悪い夢ですわ。』

『夢…?』

エリザベスはにっこり微笑んだ。

『そうですわよ。大体そんなものがこの世界にあったら
 フェザーが黙って捨て置くわけないじゃないですか。』

『だから!フェザーはもう…。』

『フェザーなら、ほら、あそこですわ。』

ルビナートは、エリザベスが指さす方角に目をやった。
白い東屋の、白い椅子に、誰かが座っている。

東屋

あれは…。

『…フェザー…?』

そこにいるのは、あの日、モノリスで宝玉の片方を渡したきり
別れた頃のままのフェザーだった。
フェザーはルビナートに気づき、微笑みながら手を振った。

フェザー…。アルテイアの私の思念からの情報だと、フェザーは
私の宝玉を使って、レッドドラゴンの力を解放し、そして
アイルン島で、冒険者に討たれたはずだ…。何故…!

『こんな…こんなことが…。』

呆然とするルビナート。
すると、エリザベスは、入り口から入ってくる人影に気づいた。

『ああ、来てくれたのね。ねぇ、貴女からもルビナートに言って頂戴。』

『どうしたのですか、エリザベス?』

背後から聞こえたその声を耳にした瞬間、ルビナートは
全身を雷で撃たれたかのような衝撃に、身を震わせた。

この声は…。

エリザベスは、ルビナートの肩を軽く叩いた。

『ほら、ルビナート。』

ルビナートは、振り返りたくとも、振り返れなかった。
明らかに動揺し、恐れている自分に、ルビナートは気づいた。
怖い…。怖いだと?この私が?
この、レッドドラゴンである、私がか?

だが…。

ルビナートは、恐る恐る振り返った。

そして。

『まさか…。』

『こんにちは、ルビナート。今日は何をしていたんですか?』

そこに立っていたのは、消えたはずのメリエンデルだった。

メリエンデル…。

merienderu1.png

あの日、次元の狭間で、金色の光となった、君。

夢じゃない。夢じゃないのか。

メリエンデル…。

メリエンデル…。

メリエンデル…!

ルビナートは、メリエンデルに駆け寄り、そして、メリエンデルを、肩ごと強く抱きしめた。

『あらあら…もう、ルビナートったら、子供みたいですわよ。』

エリザベスがその様子を見て、ニヤニヤと笑っていた。

『!…ル、ルビナート…?一体どうしたのですか?』

『メリエンデル…君なのか…本当に、君なんだな…』

驚くメリエンデルを、ルビナートは、そのまま、ただ抱きしめ続けた。
抱きしめた腕の中から、温もりが、伝わってくる。

ああ…温かい。生きている。命あるものの、匂いだ。

片隅に未だちらつく猜疑感を、完全に拭い去れはしなかったが
それを押し流すかのように、とめどなくあふれかえる安堵の思いが
ルビナートを優しく包み込んだ。

『…ルビナート、泣いているのですか?』

『…ん?ああ、すまない…。』

ルビナートは、ぱっとメリエンデルから離れ、気恥ずかしそうに涙を拭いて笑った。

『…恐ろしい夢を見たんだ。悪い夢だった。
 そうだ、そんなこと、あるわけがないんだ。
 あのずうずうしいエリザベスが、毒で倒れてしまうとか
 あの気位の高いフェザーが、滅びの恐怖に負けて世界を破壊するとか
 エルフの中で最強と謳われた君が、闇の世界の魔物に敗れるとか…。
 あるわけ、ないんだ…。』

君もいない。フェザーもいない。 エリザベスもいない。

そんな世界など。

その時だった。

【そんな世界など、あってはならない。か?紅き竜よ。】

頭の奥底から、声が響いた。

『誰だ!?』

その瞬間、景色は、色を失ったかのように見えた。
そして、頭上の空、いや、空だと思っていた空間に、極黒の亀裂が生じ
そこからおびただしい量の濃い闇色の霧のようなものが吹出した。
霧は、辺り一面を覆いつくし、一瞬でルビナートの視界を奪った。
ルビナートは、再び険しい表情になり、周りを見渡した。
だが、いくら目を凝らしても、何も見えなかった。

『ルビナート?これは一体…?』

メリエンデルの声が暗闇に響く。

『メリエンデル、私から離れるな。』

なんだこれは…?煙?いや違う。
他のケイオスの欠片の仕業か…?
しかし、なんて深い霧なのだ…いや、そもそもこれは霧なのか?
おかしい…何かがおかしい…。
この私の力を持ってしても、全く何も見えないなんて…!

そうだ。他の二人は…。

エリザベス…!

フェザー…!

無事か…?!

その時、再び、ルビナートの頭の中で声が聞こえた。

【問おう。御主、この世界に、一体何を望む?】

『…どういう意味だ…!?』

【言葉通りだ、紅き竜。いや、汚れた調停者ケイオス。】

『…それは、今の私の事ではないぞ…。』

【同じだよ。姿形が変わったとて、御主の本質は変わらぬ。】

『…何が言いたい?』

【…御主、この常闇の正体に、本当は気づいているのであろう?】

『…何?』

【其は、御主の内より現れしもの。】

【其は、かつて、遠い彼の地で、黒の王女より産み出されしもの。】

arutea1.png

【白の王女を屠り、永遠の眠りへと誘った其は、やがて、
 王女の造りだした生きとし生けるもの全てを 闇に染め上げ、喰らい尽くす…。】


『…ベスティネルの神毒か!!!』

しまった…。こんなに濃い毒を受け続けたら、ますます堕落が早まってしまう…。

【堕落…か。それは違うぞ、紅き竜。】

『!何が違うというのだ?!』

【…御主は、御主である前から、既に、常闇に属する者…】

【常闇は、御主を堕とすものではなく、御主を在るべき姿へと還すもの。】

【だが、それを、御主が、受け入れようとしないから、余計に苦しくなる…】

【…何故、抗う…?】

【黒と白は、所詮相容れぬ存在。黒は、白の世界では在り続けられない…】

kamigami.png

【なのに、何故、苦しみに耐えながらも、白の世界に踏みとどまろうとする?】


ルビナートは、誇らしげに叫んだ。

『ふっ、簡単な事だ!
 私は、もともと、アルテアやこの世界やそこに暮らすもの達の行く末など、どうでもいい!
 だが!嫉妬にとち狂った下種な女神の策略が、うまく事を運ぶのが、なんとも癪に障ってな!
 もとがケイオスだろうが、エイシェントだろうが、そんなものは関係ない!
 私は、私の心のままに、私が求めるままに、したいことをするだけだ!』
  
【求めるままに…か。】

【愛するもの達がいない世界を守り、在り続けることが、か?】


『…何っ!?』

【皆、やがて、時の輪の彼方へと失せ、そして、消えていってしまう…】

エリザベスの顔が浮かんでくる。

『やめろ…』

【今までもそうだったように、この先も、ずっと…】

フェザーの顔が浮かんでくる。

『やめろ…』

【御主は、そうして、愛したもの達の骸を抱え続け…】

アイオナ…。そんな哀しそうな顔をしないでくれ…。

『やめろ…』

【この先、悠久の時を、永く、永く、彷徨い続けるというのか…?】

…もう。…私…は…。

『やめろと言っている……!』

ルビナートは、暗闇の中、ふり絞るように、か細い叫び声をあげた。

【それが、御主の、望みならば、その望みは、哀しすぎる…。】

【そんなものも、もう、抱えている必要はない…】


言われて、ルビナートは、はっと気づいた。

手に、何か、抱えていた。

ひんやりとしたそれは、小さな、壺のようなものだった。

暗闇でも、ぼんやりと光る、それは。

それは。

隠れ家にあるはずの、メリエンデルの遺骨壺だった。

『うあああああああああああああああああ!!!』

引き裂くような慟哭が、闇の中に、轟いた。

そして。

『もう、苦しまなくて、いい…。』

背後から、声がした。

どこからともなく現れた声の主は、ルビナートの肩に、そっと優しく手をおいた。
まるで、重さを感ないその感触にぞっとしながらも、ルビナートは、もう
その手を払いのけることが、出来なくなっていた。

『さあ、その器を、我に委ねよ…。』

途中から、気づいていた。

『…そう、か…。』

『御主は…我のものだ…。』

声の主が、ルビナートの目を、そっと覆う。
静かな羽音が、辺りに、響く。

『…貴様…は…。』

その刹那、ルビナートは、声の主の正体を見た。

紅緋色の翼、紅緋色の髪。
滅紫の衣。

そして。

静かに微笑みを浮かべたその顔は。

『やはり……か…。』

その顔は、ルビナート自身、そのものだった。

すまない……。友…よ…。

まるで長い長い黒髪に、全ての感覚という感覚を絡めとられ
そして、闇よりも濃い深遠の夢底へと、引きずりこまれていくかの如く。

ルビナートの意識は、徐々に薄れていった。

そして、まさに、最後の一欠片が途切れようとした、その時。

hikari1.jpg

【…だめ…!!】

どこからともなく、小さな金色の光が、ルビナートの目の前に現れた。

光は、ぱちんと弾けて広がり、一瞬、ルビナートの全身を、
薄い被膜のように、ふわりと包み込んだかのように見えた。
そして、ルビナートの身体に吸い込まれるかのように、すぅっと消えていった。

『…君…は…。』

そして。

ルビナートの意識は、そこで、完全に、途絶えた。





 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

初コラボ作品、いかがでしたでしょ?

麻井氏の描いた、コミック版は、こちらからどうぞ! ↓

【The Another side of DragonNest ~絶望と希望(コミックVer.)】

自分の小説を漫画にしてもらえるとは夢にも思ってなかった上、
麻井氏の漫画力のおかげで驚きのいい作品になったと思ってマス。(〃´ x ` 〃)
そこのどりゃねすプレイヤーさんも、全国のルビナート様ファンの皆さんも、
通りすがりのそこのアナタも、読んでくれて、ホントにありがとナス!
コミック版はこの100倍くらいすごいから、そっち是非よろしくナス!
初めてネーム読んだ時、原作者のくせに泣いた奴おるらしいで) ←ぁ

最後に、この素敵な企画の発案者であり、更に、こんな拙い文章に
命を吹き込んでくれた、巨匠・麻井氏に、ありったけの感謝と愛を!(*´∀`*)
仕事と家事とレベリングの合間をぬって、バンドエイドぐるぐる巻きの
ペンタブ握りしめながら、来る日も来る日も頑張ってくれたその雄姿を
僕はこの先ずっと忘れないYO。(ぉぃ) 
ちーちゃん、本当にありがちょおおお!


それでは、またw

あでゅw

ヾ(´∀`o)

 
↓押してもいいよ(震え声
 
ドラゴンネスト・攻略ブログ

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▶ Comment

 
お話キタァァァァーーーー♪^^

ふむふむやはりそういうお話でしたか!(←すっ飛ばしでレべ上げしる人w)

何やかんやで最後は女狐にそそのかされて付いて行っちゃうお話
だと思っていたのはナイショです。><

挿絵もイイねぇ!@@ ズバリじゃなくてイメージ画は想像は
広がってイイ!^^

麻井氏にも雑誌「Rigi」のオファー出さなきゃだわ。www

2016.07.04 12:27 | URL | リギ #JyN/eAqk [edit]
やはり飛ばしていたかwwww
これはあくまで創作なので、この通りでは
ありませんが、語りはそのままクエスト通りなので
過去を振り返る参考にでもwww

挿絵わかってくれましたか!w
今回はコミック版があるので、人物の挿絵は
なるべく控えて、小説の良さを出せるよう
各自の想像力をサポート出来るようなものを
チョイスしたけどわかってもらえて嬉しい!

コミック版も是非読んでくだしぁ!
Rigiは長寿雑誌(表紙だけとか言わないよ)
なので、きっと気に入ってもらえるでしょう!w
2016.07.05 09:12 | URL | みん #JyN/eAqk [edit]

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