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The Another side of DragonNest ~もう一つのドラゴンネスト【7】

Posted by みん on 27.2017 【ドラネスストーリー】 5 comments 0 trackback
 皆様、おはこんばんちわんす! みんですん。
 
 もう春ですね。
 って、早速ですが。
 3月決算の中、繁忙期の仕事 とアイラブコーヒーのイベント に追われる私に
 リアでちょっとしたイベントがありました。
  
 それが。

 はっぴばーすでーつぅー俺氏。(※約20とン日経過)

 いやもうぶっちゃけ、忘れててくれても問題はないです。
 が、そんな日でも憶えててくれた人についてはホントありがとうぺこりん。
 そうそう、うちのママンも、朝の8時過ぎにきっちり電話くれました。
 朝の8時過ぎ(正しくは8時8分らしい)というのは、俺氏の生まれた時間なのだとか。
 ママン曰く、8時のサイレンが鳴って数分後に生まれたらしく、よく憶えてるとのこと。
 そんなンじゅー年前のことを未だ昨日の出来事的に語れるとは。
 これが母の愛か。 はたまた単に記憶力が異常にいいのか。 
 
 ですが、その時間は。

 毎年ほぼ車中で迎えてます。(


 ままん「おはよ~おめでと~!今なにしてるん?」
 おいら「通勤なう(運転しながら)」 ← 安定
 そして、たまに巡ってくる日曜は ほぼ寝てて起きない。(

 てゆっか、ぶるーとぅーすなかったら絶対9000円罰金くらってますママン。
 誕生日に違反キップとかまじksなんだけど。


 まぁお祝いを言っていただける事自体は嬉しいし有り難いことです。
 生まれてきてよかったんだねオレ氏ありがとサンキューブラザー!気分。


 ただ。


 実年齢を必要以上にデコられるのはどうかと。(
 

 単にそれがやりたいだけだと言う事は実は知っていた


 だが、こういうことが起こるのは、俺氏が毎年律儀に歳をとるからです。
 なので。 今年からは。


 『永遠の18歳』歴で生きていくよ。(
 
 

 これならもう幾つ歳をとっても安心!
 うっかり言い間違えて『あー!こいつ、歳ごまかしてるYO!」なんて
 イワレのないそしりを受けることもなっしんぐ!

 そういうわけで。 これからは。

 ちゃんと『18歳(自称)』 って呼んでね。 (赤面///


 

 今回のお話は、そんな歳とは全く関係ないとこから始まります。(ぉぃ

 お暇な方だけ続きを読んでけろよん。


 ↓



 気づくと、窓の外は、すっかり明るくなっていた。
 アオベが、すっかりぬるくなったコーヒーを、ぐいと一気に飲み干し、カップを置く。 
 それをちらりと横目で見たリギさんも、同じように、自分のカップのコーヒーを口にした。
 
「……あの、私の言う事、信じてくれていますか?」

 リンが、大きな目をくりくりさせて、申し訳なさそうに、リギさんの顔を見た。
 その様子が、飼い主の前でうっかり粗相したもらいたての子犬みたいで、私は、思わずぷっと吹出した。

「なんでそこでリギさんを見るのよあんた」

「だ、だって……。 だって……」

 リンは、そのまま少しうつむき加減に視線を落とした。
 リギさんは、そんなリンを、さっきのカップのように一瞬だけちらりと見た。
 そして、すぐ、手に持ったカップの中央に吸い寄せられるかのように、視線を戻した。

「んー……☆」

 そのあとのリギさんの返事は、私の予想を少し裏切ったものだった。

「信じる信じないかっていうと……。 信用は出来ないかも?☆」

「え」

 ――本当に、意外だった。
 てっきり、もっと優しい言葉をかけてあげるかと思ったのだ。
 リンもそう思っていたのか、その表情には、明らかに落胆の色が浮かんでいた。

「……」

 見る見る沈んでゆくリンに、リギさんは、更に疑問を投げかけた。

「あとね、少し疑問に思う事があるの☆」

「え、あ……。 な、なんでしょう……」

 でも、確かに、リギさんの言う事は間違っていないのだ。
 むしろ、リンの昨晩までの行動を考えれば、最もな答えだった。
 リンが嘘をついていても、リンが真実を話していても、それを裏付ける証拠は、今の時点で何一つない。
 全ては、リンの告白だけの内容なのだから。

 ――でもなぜだろう。

 私には、リンが、嘘をついているようには、どうしても思えなかった。

 リギさんは、リンに、続けて話しかけた。
 
「……さっきの話から察するに、あなたの目的は、ピョコタちゃんの任務とやらと、同じよね。
じゃあなぜ、あなたは、そのピョコタちゃんより先にこの時代に来たの?☆」

 リンは、それについては説明できる、と、時空跳躍時の話をし始めた。

「……勿論私は、ピョコタさんの任務のサポートをする為、ピョコタさんと一緒に、時間跳躍を試みました。
ですが、時空メビウスの次元の歪みは、前回よりひどいものでした。
私達は、その際、別々の時空に飛ばされてしまったのです。
私が、ピョコタさんより数ヶ月早くこの時代に辿りついてしまったのは、そのせいでしょう」

「タイムラグが生じて、別々の時間軸に飛ばされたってこと?」

「……だと思います。 
そして、これもおそらくですが、コールドスリープ状態でなかった私のコアは、更なる時空超えの衝撃に耐え切れず破損してしまい、その為に記憶の一部が喪失したり、感情が不安定になったり、音声コードにエラーが出たのではないかと思います……」

「……ステーションにアクセスしてたよね? 目的は何だったの?」

「……ごめんなさい、コアを破損している時の私の記憶は、少し曖昧なんです」

 申し訳なさそうに謝るリン。

「不鮮明な記憶、かぁ……☆」

 納得してるのか、してないのかわからない返事をするリギさん。

「でも、記憶喪失から記憶を取り戻したら、喪失時の記憶がなくなることもあるんじゃ?」

 最もらしい事を口にするアオベ。

「まぁ……。 そうだけど……。 でも、都合がよすぎると言えば、よすぎるわよね☆」

 私はそれを聞いて、自分の中で、得も言われぬ感情のようなものがゆらめくのを覚えた。
 いたたまれないような、腹立たしいような、苛立つような、不思議な感覚だった。
 
 すると、リンが、想像で恐縮ですがと言って、理由について語り始めた。

「……私は、他のXDシリーズと比べ、ピョコタさんのようなアンドロイドに近い構造をしています。
なので、コアが破損した際、私は、おそらくですが、いわゆる非常事態モードに切り替わったのではないでしょうか。
非常事態モードに替わった私は、マシンと同じですから、何よりもまず自身の身の安全を最優先します。
創造主である【アカデミック・ジャスミン】に非常時の連絡をとろうとしても不思議ではありません。
ステーションには、非常時に備え、緊急連絡手段が備わっていたはずですから……」

 誰も、何も言わなかった。
 その後で、サクラコが、静かな口調でぽそりとこう言った。

「それ本当よ。 確かにそのシステム、ステーションにあるわ。
あたしも、この時代に着いた時、それ使って未来のお姉ちゃんと話したから」

 例の如く大量の砂糖をカップにぶち込みながら、サクラコは、ぐるぐるとスプーンでそれを回した。

 そして。

「でも、疑ってないわけじゃないけどね」

「サクラコ!」

「……ピョコタ。 あんただってわかってるんでしょ。 リギちゃんの言う事が間違ってないってこと」

「それは……」

 サクラコは、甘々のコーヒーをすすりながら、続けて言った。

「リンの言う事を全部信じるには、今の時点じゃ証拠がなさすぎるのよ。
だからこそ、こうやって話をしてる。 それにね」

 サクラコがリンに目をやった。

「本気で全て疑っているなら、拘束解いて水汲みなんてやらせてないわよ」

「サクラコさん……」

 リンが嬉しそうにサクラコをじっと見つめる。
  
「だから! 疑ってないわけじゃないから! 確かめたいのよ! 色々!」

 どっぷどっぷとデキャンタのコーヒーを注ぐサクラコは、どこか気恥ずかしそうだった。
 そうか。 そういうことなのか。
 私は、その様子を見て、なんとなく嬉しく思った。
 すると、リギさんが、少しほっとしたかのように、話しかけた。

「じゃ、その為にも、もっと色々と話を聞かないとね☆」

「はい! 私の知ってることなら何でもお話します! 聞いてください!」

 さっきの不安げな顔とうってかわって、まかせなさいと意気込むリン。
 サクラコが、しょうがないわねと言って、再びコーヒーに砂糖を山盛り入れる。 

「あとさ、記憶が欠落してるリンが、お姉ちゃんと博士を混同したのは?」

 サクラコがリンに尋ねる。 

「……んー、それもちょっと、本当のところは、今の私にはわかりません。
けど、記憶があやふやになっている状態なら、お二人を見誤っても不思議じゃありません。
なんたって、あのお二人は、時空を通じての同じ存在同士ですから」

 同じ……存在……。

 ――あ。

「お姉ちゃんと、ジャスミン博士は、要は、異世界同士の同一人物ってことよね」

「ええ、そうなります」

「それでさ、気になるんだけど」

「なんでしょう?」

「……同じってことは、ジャスミン博士もクローンなの?」

「えっ」

 ――そう。
 私も、ずっとそれが気になっていた。
 【アカデミック・ジャスミン】は、もといた宝玉の持ち主が作りだしたその人のクローン。
 となると、博士も、誰かのクローンなのだろうか。
 もしそうだとしたら、その「誰か」は一体……?

 リンは、それを聞いて、少しうなだれた。

「……それは……」

 リンが続きを言いかけたその時、サクラコが、何かに気づいて、外のドアの方をちらっと見た。

 そして次の瞬間。

「みんな!どいて!」と言ったサクラコが、すかさずキャノンをがっしり構え、ドアに向かって空砲を一発撃ちこんだ。

「ちょっ!!! サクラコおおおお!!」

 すさまじい風圧と轟音が部屋中に響き渡る。

「っておい!!! あぶねぇ!!」

「きゃああああ!!!!!」

 空砲を受けたドアが、勢いよく音を立てて外側に開く。 
 すると、そのドアの向こうに、人影が立っていた。

「ちょっと! 何するの! 危ないじゃない!」

 見ると、そこにいたのは。

「「レ、レ、レイさん!!!」」

 そこにいたのは、昨日王都で出会った、レイさんだった。
 レイさんは、ゲホンゲホンと咳こみながら、土埃を払っている。
 そして、少々むくれた感じで、じろりとサクラコを見た。

「……ったく、心配して来てみたのに、随分な歓迎じゃない? サクラコちゃん。
私だったからよかったものの、空砲とは言え、他の人なら衝撃で吹っ飛ばされてたわよ?」

 サクラコが、小馬鹿にしたような笑いを浮かべて、レイさんに向って言い返す。

「そんなとこでコソコソ盗み聞きしてるやつなんて、吹っ飛んで当然よ!
大体、レイだとわかってたら、迷わずナパーム弾撃ちこんでやったのに!!
……まぁ、どうせあんたシールド持ってるから、効かないだろうけどね!!」

 レイさんは、ふぅーん、と、狡猾そうな薄笑いをサクラコに向けた。

「あらひどい。 盗み聞きだなんて下品な言い方♪」

「盗み聞きしてたのは事実でしょ!?」

「やーねぇ。 話が込み入ってるようだったから、声かけるタイミングなくしちゃっただけじゃない」

「ふん、どうかしらね!」

「……しかもいきなりキャノン撃ってくるとか、ホントあんたって脳まで筋肉の証明ちゃん♪
せっかく、見た目『だけ』は、カワイイ姿してるのに、勿体無いったらありゃしない♪」

「余計なお世話よ! 大体カワイイなんて思ってもないくせに!」

「あら、そんなことないわよ?♪ それにその素早さ、さすがだわ♪ 
反射神経『だけ』は、マウンテンゴリラも真っ青♪ うちの新人団員に見習わせたい♪」

 サクラコが「なぁあああんですってええええ!」と言いながら第二射を撃とうとしたので、リギさんが慌てて止めに入った。

「まあまあまあ、サクラコちゃん、ほら、その物騒なモノしまっとこ?☆
レイちゃぁーん、随分と来るの早かったじゃなーい☆」

 レイさんが、優雅に眼鏡をはずし、ポケットから出した洒落たチーフでそれを拭きながら、ウィンクしてみせた。

「あら、女性を待たせるだなんて、この私がそんな無粋な事するわけないデショ?
ペガサス君からも、『多分お嬢待ってますから』って、昨夜お願いされちゃったし♪」 

「まっ☆ さすがペガサスちゃんわかってるぅ☆ 持つべきものは察しのいい助手ね☆」

「でも私その時寝入ったとこで、ちょーっぴり不機嫌だったから、少-し彼に当り散らかしちゃったけど♪」

「やーだ☆ そんなのぜーんぜん大丈夫よぉ☆ ペガサスちゃん、そゆの私で慣れちゃってるからぁ☆」

 笑いあう二人を見て、私は、ペガサスさんの心労がわかる気がしてしまった。
 ふと、横を見ると、アオベが、複雑そうな表情を浮かべ二人の様子を見ている。
 あ、こいつ、おそらく今私と全く同じこと考えてるわきっと。
 なんとなく、そう思ってしまった。

「……でさ、リギちゃん? 聞いていいかしら?♪」

「んん?☆ どしたのレイちゃん?」

「一目散にそこの物陰に隠れた迷子のアルパカみたいな目をしたあの子が、例の子?」

 レイさんが指差した方向を見ると、ダイニングの椅子の陰で小ネズミみたいに脅えて身をすくませてるリンがいた。

「あらら☆ リンちゃん素早い☆
そそ☆ あの子がお探しの31番目ちゃんよ☆
リンちゃん、リンちゃん、怖がらなくても大丈夫よ☆
レイちゃん、アオベ君以外にはすっごく優しいんだから☆」

 リギさんが優しい声で、おいでおいでとリンに向って手招きをする。

「リギさん、そういう説明の仕方じゃなくもっとこう……」

 それをアオベが、げんなりとした顔で呟いた。

「あら心外♪ 私は誰にでも優しいよ? ねぇ、アオベ君?」

「……優しいの意味がわからな」

「あぁ゛? 今なんか言っ」

「いや、なんでもないっす!」

 アオベは、しまったという顔をして、慌てて口をつぐむ。
 ……どうしてこやつは、懲りずに何度も『押しちゃいけないよそのボタン』を押しまくるのか。

「……まぁ、話を戻すけど、そこのあなた!
ホントに何もしないから、こっちにいらっしゃい♪
お話少し聞くだけ! リギちゃんの友達だし私!」

 リンは、おそるおそる身を起こし、おずおずと椅子の陰から出てきて、すかさずリギさんの後ろに隠れた。

「……まだちょっと怖いみたい☆ レイちゃん、もう少し慣れるまで許してあげて☆」

 レイさんは、仕方ないかという風にため息をついて、倒れた椅子を起こして座った。

「さて、と。 じゃ、キミタチは出発の準備してらっしゃい♪ 私も一緒に行くから♪」

「え?! レイさんも同行してくれるんですかぁ?」

 私は驚きのあまり、思わず声を張り上げた。
 アオベは、それを聞いて、支度をするべく、2階へ上がっていった。
 レイさんは、私に向かってにっこりと笑って頷いた。

「ええ♪ やっぱり私も行かせてもらうわ♪
最初はアオベ君に任せようと思ったけど、『31番目』ちゃんの登場で状況変わったし♪
……あと、やっぱり、場所が場所だけに、ね」

 それを聞いたサクラコが露骨に嫌そうな顔をした。
 レイさんが、その顔を見て、ニヤニヤしながらサクラコに話しかける。

「サクラコちゃーん? もう少し素直に喜んでもいいのよー?」

「……あんた、何考えてるの? つか、あんたが行くなら、あたしは必要ないんじゃないの?」

 レイさんは、サクラコをまぁまぁと嗜めて、そっと耳元で囁いた。

「……まさかの時の為に、あなたも来て頂戴。 私だけじゃ抑えられないかもだから」

 サクラコは、眉をひそめた。

「……あんた、何を隠しているの?」

「……憶測だから、今は言えないの。 ごめんなさい。 でも、冗談抜きにして、お願いする」 
 
 サクラコが、ふぅっと溜息をついて、渋々と支度を始めた。

「……レイ、わかってるだろうけど、今回は『貸し』だからね」

 レイさんは、サクラコの返事を聞いて、満面の笑みを浮かべた。

「ありがとぉぉ♪ もぅやっぱあんたって可愛い♪ そゆとこ大好きよ♪」

 そう言って、レイさんは、サクラコを背後から肩ごとぎゅっと抱きしめた。
 そして、サクラコの肩に顎を乗せ、ふにふにしたサクラコの頬に自分の頬をくっつけ、ぐりぐりと撫でまわした。

「ちょ、こら! やめなさいよ!! そゆことはリギちゃんにしておきなさいよー! もぉあああ!」

 リギさんはその様子をさも微笑ましそうに見ながら、「遠慮しとくぅー☆」と言って笑っていた。
 そこに、身支度を整えたアオベが降りてきた。
 
「レイさん、こっちはいつでも出れるっすよ」

「!!!!ア、アオベ?!!!」

 私は、アオベの姿を見て、思わず大声を出してしまった。
 昨日までの女装姿はどこへいったのか、どこからみても普通の戦士にしか見えない。
 ふわふわの金髪でなく、薄い水色の短い髪をバンダナでまとめあげ、背には無骨な造りの使い込まれた大剣。
 着ているものも、短いひらひらスカートでなく、ちゃんと男物のアーマーだ。 

「あんた……。 それ、どしたの?」

「それって……。 いや、一応これがオレの本来の格好なんですが」

「やだ、オカマに見えない不思議」

「お前ね」

 というより、この顔は……。
 すると、それまでサクラコにかかりきりだったレイさんが、アオベの方を見た。
 こころなしか、レイさんの顔が、一瞬険しくなったように見えた。
 レイさんは、サクラコへの頬ずりをやめ、椅子から立ち上がり、アオベに向かって言った。

「アオベ君、なんでその格好に戻したの?」

 それを聞いたアオベが、いやぁと言って、照れくさそうに笑った。

「まぁエリアゼロに行くなら、変装する必要もないかなって」

「着替えておいで♪」

「え?」

「女装似合ってるんだからいいじゃない♪ ほら着替えて着替えて♪」

「え、ちょ、なんで」

「大体男二人じゃ私がつまらないよ♪ 壮大なハーレムパレードが台無しでしょ♪」

「いやそれ以前にオレ男だs」

「……二度言わせんな?」

「……着替えるっす」

 アオベが再び着替えに上がって言った。
 レイさんはそれを確認すると、リギさんの後ろに隠れているリンの前に、進んでいった。
 レイさんは、まだびくびくしているリンの前に、跪いた。

「……『31番目』、いや、リン殿。
改めて自己紹介させていただきます。
私は、レイ・D・ノーリッジ。 アルテア神殿騎士団盟主・テラマイの名代で参りました。
まずは、此度に至る迄の、貴殿への数々の非礼について、この通り深くお詫び申し上げます」

 レイさんは、そう言って、リンに深々と頭を下げた。
 その様子に、リンも、そして、私達も、呆気にとられてしまった。

「……レイちゃん、どうしたの?☆」

 レイさんは、少しだけ頭を上げ、リンに向かって話しかけた。

「だって、言葉と常識が通じる相手なら、まず、追い掛け回してたこと謝るのは筋でしょ?」

 リンが、申し訳なさそうに、口を開く。

「……いえ、それは、仕方のない事です」

「……そういって頂けるなら、ひとつお願いしても?」

「……協力、ですか?」

 レイさんは、にっこりと笑った。

「これは話が早い。 おっしゃる通り、貴殿が我々にとって脅威でないなら、是非とも協力をお願いしたい。
エリア・ゼロには、まだ未解明の痕跡が多数残っています。 貴殿の協力があるなら解析も進むというもの。
……それに、これは貴殿にとっても、身の潔白を証明するいい機会になるのでは?」

 リンは、こくりと頷いた。

「……わかりました。 その話、お引き受けします」

「リン!」

 リンは、私を見て、大丈夫だというように微笑んだ。

「決まりね☆」

 そして、アオベが、着替えて降りてきた。

「それじゃ、出発しましょうか♪」

 こうして、私たちの旅は、予定外の同伴者を迎えることになった。

 アカデミック・ジャスミンの作り上げた、エリアゼロへ。
 それぞれが、それぞれの思惑を胸に、向かおうとしていた。

 そういえば。
 リンには、もっと色々聞きたいことがあったのに、結局聞きそびれてしまった。
 話かけようとしたけれど、レイさんと色々話しこんでいたので、後で聞くことにした。
 
 だけど。

 ジャスミン博士のクローンの主の事も含め。

 なぜ、この時、聞いておかなかったのだろうと。

 私は、あとで、ひどく後悔することになるのだった。


 -to be continued-


 【間があいちゃったねなあとがき】

 今回も読んでいただいてありがとうございます。
 さすがに忙しくて、のんびり更新というわけにはいきませんでした。
 やっと出発かよ!と思ってるそこのあなた。
 私も激しく同意であります。(ぉぃ
 あと、おかしな所あったらこっそり教えてください。(
 さあ果たしてエンドマークは無事出せるのか?乞うご期待!

 あでゅw

 ”∩(。・∀・)っ 


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☆^(☆ゝω’☆)p【お誕生日オメデトウ♪】q(★ゝω’★)^☆

( *^ー^)_∠※PON!。.:*:・'°☆。.:*:・'°★°'・

あれ~?みんちゃまだ『永遠の18歳』歴使ってなかったの?w
私なんてもう〇〇年も前から(自爆and誤爆add開き直り)。。。orz

そんな自虐はさておきw、

先生!執筆ご苦労様です。m_ _m

いぁ~ようやく出発だけど、遠足と同じで出発までが一番楽しいかも。w^^
エリア・ゼロって2体デミが出てくる所が切なかった。。。。のに
私は2013-07-03のブログでコマ漫画にしてしまってた。w
それよか、もう4年近く前なのに驚き、、、つい昨日のような(言い過ぎw)

みんちゃも無理しないで、次を楽しみにしています♪^^
2017.03.29 12:29 | URL | リギ #ReDJDbc2 [edit]
あーうん、ありがと(
実はまだ使ってなかったのさ!
でももういいかなって(

3月はなかなか日曜もちんでたのでやっとこの更新です
今回は特に何度も書き直したので余計時間かかっちゃった
読んでくれていつもありがとうだよ!

おっふ@@ そんな昔かよ
リギちゃブログ、長いんだな 私のもか
ハンゲブログの頃からだと……おっと誰か来たようだ(
2017.03.29 17:33 | URL | みん #JyN/eAqk [edit]
 
リギさんブログから飛んで参りました(*^^*)v

いきなりのプロフィールで掴まれた感がします(´艸`)
おっかしぃーー
またお邪魔させて頂きます(/ω\)
2017.04.20 22:23 | URL | 恋子 #JyN/eAqk [edit]
初めまして(*´∀`*)
このような辺境の地までようこそいらっしゃいました!

リギちゃのブログからですか!... Σ(゚ω゚)
それはそれはなんていい人なんだー!
ありがとうございますありがとうございますペコリー!
そんなジェントルな貴女にはきっと近々
ラッキーチャチャチャが訪れます!ええ!(根拠無

あと、私、せんとへーぼん出現率がセレゴブ以上にレアとは言え
討伐してもお金は1カッパ―も落ちないので、見かけたら
チョッピリでいいので優しくして下さい(土下座

2017.04.22 16:07 | URL | みん #JyN/eAqk [edit]
ツイッターやれよ(

お久しぶり元気そうで何よりざんす!

続けるかわからないけど、IDについては憶えておくざんす!
まぁでも製品版買わないと何も出来ないしね(

気にかけてくれてありがっちょ。
また遊べたらいいな~。
2017.04.25 01:42 | URL | みん #- [edit]

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